昆虫散歩道

昆虫をあれこれ撮影してあれこれ語ります

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ルリシジミ・・・親子とも様々な物を食する身近な青いシジミチョウ

爽やかな青がのぞくルリシジミ メスは青の範囲が狭い シジミチョウの仲間と言うと小さなチョウの仲間で、気に留めてないと目立たないチョウであるが、可憐な羽や仕草で、人気の高い一群と言えよう。そんなシジミチョウの中で、身近に生息する青いシジミチョ…

マドガ・・・小さくもおしゃれに決めるきれいな蛾

中々きれいな模様をしたマドガ。林縁の花をよく訪れる 一般的にガというとチョウに比べて地味なイメージを持つ方が多いだろう。しかしそんなガの仲間で、黒地に白と金色の斑点を散りばめるという、なんともきれいな羽を持った者が存在する。それが今回紹介す…

クヌギカメムシ・・・紅葉するのは木々だけではない

シュッとした印象のクヌギカメムシ 日本には四季があり、その季節その季節で様々な景観を楽しむことができる。皆さんもご存知の通り、木々の葉っぱは初夏にかけて緑が深くなり、秋には紅葉で赤やら黄色やらに色付くわけであるが、そんな木々と同じように体色…

ナガメ・・・菜の花畑で盛り上がる赤と黒の使者

赤と黒が目立つナガメ。なんとも派手なカメムシだ 一般的にカメムシというと、緑っぽかったり茶色っぽかったりするやつを思い浮かべる方が多いだろう。そんなカメムシの仲間に、赤と黒というなんとも派手な色をした種類が存在する。それが今回紹介するナガメ…

ミヤマセセリ・・・林縁を飛び交う春の里山の代表選手

春のみ出現する大型のセセリチョウ 春の訪れと共に活発になる昆虫たちだが、成虫が春のみの短い期間発生する者も結構存在する。とりわけ春だけ活動するチョウはスプリングエフェメラル(春のはかない命の意味)と呼ばれ、高い人気を誇っている(チョウ以外の…

シロスジヒゲナガハナバチ・・・長い触覚をヒゲナガと表現するセンスの良さ

長い触角がチャームポイントのハチ。これが中々かわいい 長い冬が終わり春の陽気になると、草原には花が咲き乱れるようになる。そんなお花畑を訪れる昆虫の代表といったら、なんといってもミツバチだろう。そんな中に、明らかにミツバチよりも素早く直線的に…