昆虫散歩道

昆虫をあれこれ撮影してあれこれ語ります

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

コミスジ・・・林縁を滑空しながら飛び回る三本線

身近だがマイナーなコミスジ。胴体の光沢がすごい 4月も大方過ぎ去ってGWが近づいてくる頃。ふわりとまるで滑空するように飛び回るチョウが現れる。それが今回紹介するコミスジだ。 身近な所に生息しているチョウではあるのだが、一般的な知名度は低いチョウ…

アゲハ・・・これほど有名なチョウもいないであろう

日本のチョウといったらアゲハで決まり アゲハ。それはもはや今さら私が説明するまでもない超メジャー昆虫であろう。というわけで今回の記事はここまでまた来週・・・というのもあんまりなので、頑張って紹介していこうと思う。 アゲハ蝶は2001年にポルノグ…

カノコガ・・・体に対して羽の面積が狭すぎやしませんか?

独特なシルエットのカノコガ。ガにしては羽の面積が狭い 一般的にガというと、地味な色をしたチョウのような風貌を思い浮かべる方が多いだろう。実際チョウもガも同じ鱗翅目に分類されるので、同じような風貌をしているのも納得というもの。 ところが中には…

オオゾウムシ・・・かなり立派な体と象の鼻

これが本物のゾウムシっちゅうもんよ!Byオオゾウムシ ゾウムシと聞いて話ができる方というのは、ある程度昆虫好きだろう。興味がない方からしたら、ゾウなのかムシなのかはっきりしろと言ったところか。しかし、オオゾウムシを見ればなぜそのような名前にな…

ウラナミアカシジミ・・・止まらないとわからない大胆な模様

独特な模様をしているウラナミアカシジミ。しかし大胆な模様だ 参考までにアカシジミ。波ありとなしでここまで違う 前回の記事でアカシジミの記事を書いたのだが、そう来たのであればウラナミアカシジミの記事を書く他はないだろう。それくらいアカシジミと…

アカシジミ・・・都市部でも探せば見つかる身近なゼフィルス

可憐な羽のアカシジミ。身近なゼフィルス代表だ シジミチョウというと小型の蝶の一群であり、可憐な羽の持ち主も多く、愛好家の方々を楽しませてくれる存在である。そして、その中でもとりわけ人気が高い「ゼフィルス」と呼ばれる一群が存在する。そんなゼフ…

オオイシアブ・・・長老マジかっけえっす

なんちゅう長老感のあるアブ 初夏になり木々の葉が青々としてくる頃。多くの昆虫も活発に活動しはじめ、雑木林は賑わいを見せるようになってくる。そんな季節に現れるはじめる大型で貫禄のあるアブが、今回紹介するオオイシアブである。 まずオオイシアブの…

トホシテントウ・・・こんな幼虫からこんな成虫になるとはね

星が大きいトホシテントウ。細かい毛が生えている 一般的にテントウムシは、アブラムシを食べる存在であり、ガーデニングが趣味の方や、農家の方にしてみたら、益虫という位置付けとなっている。ところが、そんなテントウムシ界の常識とはちょっと事情が変わ…