昆虫散歩道

昆虫をあれこれ撮影してあれこれ語ります

トンボ

ヨツボシトンボ・・・ミシュランには選ばれていない四つ星

水辺で中々の存在感を放つヨツボシトンボ ひと昔前に、 ミシュランガイド選定するレストランが等が話題になった。ミシュランに選ばれた店は、世界的にも認められた店として、最高の称号を手にしたといえよう。そして今回は、四つ星の名を冠するヨツボシトン…

ハラビロトンボ・・・これほどまでにしっくりくる和名があるだろうか

腹部が太いハラビロトンボ。ぴったりな和名である トンボというと細い体で水辺を縦横無尽に飛び回る姿を想像する方が多いだろう。 トンボという名前の由来は「飛ぶ」「棒」が組み合わさったものがなまったという説もあり、やはり何かとその体の細さはピック…

ウスバキトンボ・・・はかない最期を迎える旅するトンボ

ウスバキトンボ。赤とんぼの色素が薄くなったような見た目だ ツバメやハクチョウなどは、適した環境を求めて渡りをする、いわゆる渡り鳥として知られている。夏に日本を訪れる鳥は夏鳥。冬に日本を訪れる鳥は冬鳥といわれ、バードウォッチャーの季節の風物詩…

コフキトンボ・・・たまに現れる珍しい体色のメスに注目

成熟したオス。粉を吹いているような体色だからコフキトンボ 参考までにシオカラトンボ。複眼の色がまるで違う 池や沼、湿地や小川などは、我々昆虫好きからしてみたら、トンボがたくさんいるためそれはそれはテンションが上がる。そんな中でもシオカラトン…

マユタテアカネ・・・透き通るような赤とひょうきんな顔の模様

オスのマユタテアカネ。水辺付近の雑木林等に多いトンボだ 赤とんぼといえば、もはや説明するまでもない、日本を代表する昆虫といえよう。しかし、そんな赤とんぼにも様々な種類が存在するのはあまり知られていないのではないか。今回はそんな赤とんぼの仲間…

アジアイトトンボ・・・イトトンボの代表といったらこの方

イトトンボの代表的存在。細いよー トンボと言えば日本人にとってはなじみ深い存在であり、赤とんぼやらシオカラトンボやら、昆虫に詳しくない方でも知られているような種類も多く存在する。そんなトンボの中でも「イトトンボ」は、一般の認知度が低い種類と…

ギンヤンマ・・・このかっこよさに憧れた少年時代

やっぱギンヤンマかっけえな 水辺を主戦場にする昆虫といえば、その花形はトンボだろう。特に水性植物が生える湿地は、まさにトンボの楽園。様々なトンボが飛び交う賑やかな様相を呈する。そんなトンボの楽園で、一際存在感を放っているのが、今回紹介するギ…

ミヤマアカネ・・・日本一の称号を獲得した赤とんぼ

日本一美しい赤とんぼ。羽の模様が特徴的だ 赤とんぼと言えば我々日本人にも馴染み深く、特に個体数の増える秋の風物詩とも言える存在である。「夕焼け小焼けの赤とんぼ♪」などと歌われて広く親しまれていたりもするわけだが、そんな赤とんぼの中で、「日本…

オオシオカラトンボ・・・光る黒い目と水色の体は一人前の証

オスのオオシオカラトンボ。目が黒いのが特徴 参考までにシオカラトンボ。目が青っぽく体も細め シオカラトンボというと、日本中のあらゆる所に生息するポピュラーなトンボであり、昆虫に詳しくない方でも知名度が高いのではないだろうか。そんなシオカラト…

ホソミイトトンボ・・・風が語りかけます。細い、細すぎる・・・!

あまりに細いホソミイトトンボ。なんでこんなに細いのだろうか トンボといえば皆さんご存知の通り、飛翔力の高い、細長い体をした昆虫の事である。赤とんぼやオニヤンマ等、広く知られている種類も多く、親しまれている。そんなトンボの常識の中で考えても、…

ナツアカネ・・・子どもの頃に陥った盛大な勘違い

成熟して真っ赤になったオス。アキアカネと違って全身が赤くなる 成熟したメス。背中だけが赤くなる 赤とんぼと言ったら日本の秋の代名詞である。実際秋にはあらゆるところで見られるので、そう感じる人が多いのは当然と言ったところだ。ところがそんな赤と…

アキアカネ・・・日本の秋といえばこのトンボ

我々になじみ深い赤とんぼの代表格だ 夕焼け小焼けのなんとやらであまりにも有名な赤とんぼ。もはや日本人であれば知らない人はいない存在だろう。特に秋に群れている姿をよく見ることから、夕焼けとの相性が抜群であり、この曲もそうしたところから作られた…

シオカラトンボ・・・今も昔も変わらない身近な存在

昆虫に詳しくなくてもおなじみのトンボ もはやいないところの方が珍しいレベルでどこにでもいるトンボだ。私の家の目の前に、ほとんどちょろちょろレベルのトブ川があるのだが、そこにさえ飛んでいる。以前何かの新聞記事で、お馴染みの赤とんぼが減少してい…