昆虫散歩道

昆虫をあれこれ撮影してあれこれ語ります

ハチ・アブ・ハエ

オオモンクロクモバチ・・・えげつない生態をしているハンター

オレンジの差し色が特徴的なオオモンクロクモバチ ハチというと多くの方は、ミツバチやスズメバチといったハニカム構造の巣を作るヤツらを想像するのではないだろうか。彼らは高度な社会性を持っており、普段から巣という社会の一員として暮らしている。 し…

シオヤアブ・・・かわいい顔して昆虫界最強クラスのアサシン

林縁でおなじみシオヤアブ。目がカービィっぽい 時に昆虫という存在は、人々に嫌われることも珍しくない。台所の使者であるゴキブリや吸血鬼のカ。悪臭発生機のカメムシ等は、常に駆除の対象となるような嫌われ昆虫たちである。そして、アブも人の血を吸い、…

オオイシアブ・・・長老マジかっけえっす

なんちゅう長老感のあるアブ 初夏になり木々の葉が青々としてくる頃。多くの昆虫も活発に活動しはじめ、雑木林は賑わいを見せるようになってくる。そんな季節に現れるはじめる大型で貫禄のあるアブが、今回紹介するオオイシアブである。 まずオオイシアブの…

シロスジヒゲナガハナバチ・・・長い触覚をヒゲナガと表現するセンスの良さ

長い触角がチャームポイントのハチ。これが中々かわいい 長い冬が終わり春の陽気になると、草原には花が咲き乱れるようになる。そんなお花畑を訪れる昆虫の代表といったら、なんといってもミツバチだろう。そんな中に、明らかにミツバチよりも素早く直線的に…

ビロードツリアブ・・・和名に疑問を抱くのは私だけだろうか

花の蜜を吸うビロードツリアブ。しかし口が長すぎる アブの仲間は日本にかなりの種類がおり、その辺の土手を歩くだけでも多くのアブを目撃することができる。その見た目はというと、ハエ目に分類されていることもあってハエに近い見た目をしており、時にはハ…

ジガバチ・・・地面をせわしなく歩く狩りバチの代表格

地面を歩くジガバチ。腹部のオレンジの差し色が特徴だ ハチといえば巣を作る昆虫としておなじみであるが、実はハチの種類によって巣の種類はさまざまである。一般的に我々が蜂の巣として思い浮かべるのは六角形のハニカム構造の入り口が並ぶものだと思うが、…

ホソヒラタアブ・・・飛んでいるホソヒラタアブは止まっている

身近なアブ代表のホソヒラタアブ 春から秋の長い期間、日本の野原では様々な花を見ることができるが、そんな花が咲き乱れるところでよく見かけるのが、今回紹介するホソヒラタアブである。 興味がない方からしてみれば、ハチのように映るかもしれないが、ホ…

ハナアブ・・・ミツバチと一緒に花を訪れるそっくりさん

ミツバチに間違われそうな風貌だ メスは複眼が離れている点で見分けられる 花が咲き誇る草原にはたくさんのミツバチが訪れて、せっせと花の蜜を集めて回っている。そんな中で、ミツバチよりも一回り大きい者が同じように花を回っていることがあるが、それが…

スズバチ・・・僕はスズメバチなんかじゃない信じてくれよ!

泥を塗り固めるように巣を作っていく みなさんはスズメバチというとどんなイメージをお持ちだろうか? 攻撃性が高く凶暴、刺激をすると刺してきて、刺されると死に至ることもある、まさに泣く子はもっと泣く、史上最凶最悪の殺人バチ・・・といったところで…

オオハナアブ・・・すんごい目をした圧倒的存在感のアブ

黒と黄色のコントラストが鮮やかなオオハナアブ 皆さんは、アブというとどんなイメージをお持ちだろうか?さしずめ多いのは、ハチに似たなんか刺してくる危険な生物といったところだろうか。そんなよろしくないイメージを(強引にイメージ付けしている感はあ…

セイヨウミツバチ・・・働き者で人間をも手助けするすごいヤツら

せっせと働き花から花へ飛び回る ミツバチはおそらく日本で最も有名な昆虫の一種で、様々な物語や歌の題材にもなっているいわば超が付くほどの著名人、もとい著名蜂だ。日だまりのいいお花畑にでも赴けば、右に左に飛び回り、せっせと働いている姿をよく目に…