2022-01-01から1年間の記事一覧
アメンボ赤いなあいうえお(まあアメンボは赤くないけど) アメンボといったら、おそらく日本人で知らない者はいないと言っていいほどに有名な昆虫であろう。水面を浮きながら移動する様子は、よく忍者などに例えられたりする。アメンボ赤いなあいうえおでも…
ウスバキトンボ。赤とんぼの色素が薄くなったような見た目だ ツバメやハクチョウなどは、適した環境を求めて渡りをする、いわゆる渡り鳥として知られている。夏に日本を訪れる鳥は夏鳥。冬に日本を訪れる鳥は冬鳥といわれ、バードウォッチャーの季節の風物詩…
カミキリムシといったらやっぱコイツっしょ(私見) 皆さんは、カミキリムシというとどんな昆虫を想像するだろうか。それぞれ思い思いのカミキリムシ像がおありだろうが、私の中でカミキリムシというと真っ先に浮かぶのは今回紹介するゴマダラカミキリだ。な…
黄色い模様が特徴のキスジホソマダラ。ガっぽくない容姿だ チョウは日本に約250種類ほどが生息しているのだが、ガはなんと日本に5000種類以上存在していると言われており、かなり種類が多い事がわかる。故に様々な形態の者が存在するのは必然というもの。今…
草原をふわふわ飛ぶジャコウアゲハ こちらはクロアゲハ。違いはずばり、体の色と尾状突起の長さだ アゲハの仲間は大型で目立つ存在であり、昆虫に興味がなくても目に付く事が多いのではないだろうか。その中でも黒いアゲハチョウ、すなわちクロアゲハは、人…
成熟したオス。粉を吹いているような体色だからコフキトンボ 参考までにシオカラトンボ。複眼の色がまるで違う 池や沼、湿地や小川などは、我々昆虫好きからしてみたら、トンボがたくさんいるためそれはそれはテンションが上がる。そんな中でもシオカラトン…
羽を閉じて止まるイカリモンガ。つぶらな瞳がなんだかかわいい チョウとガの違いというのは、様々語られてきている。例えば昼間活動するのがチョウで夜活動するのがガであったり、触覚の先端が丸いのがチョウで丸くなかったりくし状になっていのがガだったり…
オスのマユタテアカネ。水辺付近の雑木林等に多いトンボだ 赤とんぼといえば、もはや説明するまでもない、日本を代表する昆虫といえよう。しかし、そんな赤とんぼにも様々な種類が存在するのはあまり知られていないのではないか。今回はそんな赤とんぼの仲間…
鳴き声があまりにも有名なツクツクボウシ。けれど姿は見ない・・・!? 昆虫界の夏の風物詩といえば、やはりその王道はセミで間違いないだろう。なにせセミは大きな声で鳴くので、昆虫に興味がない方であっても、いやでも耳に入ってくるものである。そんなセ…
赤の差し色が美しいアカタテハ。中々の存在感だ 河川敷のような身近な所で見られるタテハチョウの仲間に、ヒメアカタテハという者が存在する。ヒメアカタテハは貴婦人と呼ばれるのだが、そんな貴婦人に対して、提督と呼ばれるチョウが存在する。それが今回紹…
イトトンボの代表的存在。細いよー トンボと言えば日本人にとってはなじみ深い存在であり、赤とんぼやらシオカラトンボやら、昆虫に詳しくない方でも知られているような種類も多く存在する。そんなトンボの中でも「イトトンボ」は、一般の認知度が低い種類と…
灰色の体色が特徴のカワラバッタ。その秘密は生息地にある 参考までにトノサマバッタ。体色の違いは明らか バッタというと、皆さんはどんな昆虫を想像するだろうか。トノサマバッタやショウリョウバッタ等、草原にいて緑色で跳躍力や飛翔力の高い種類を想像…
白いラインが特徴的なギンイチモンジセセリ イチモンジセセリと言えば、どこにでもいる身近なセセリチョウの仲間で、河川敷等に行けば普通にたくさん目撃する普通種である。そんなイチモンジセセリの頭に「銀」が付くのが、今回紹介するギンイチモンジセセリ…
やっぱギンヤンマかっけえな 水辺を主戦場にする昆虫といえば、その花形はトンボだろう。特に水性植物が生える湿地は、まさにトンボの楽園。様々なトンボが飛び交う賑やかな様相を呈する。そんなトンボの楽園で、一際存在感を放っているのが、今回紹介するギ…
緑が鮮やかなアオドウガネ。いつの間にか身近な存在に 「こがねむしーはーかねもちだー♪」などという歌があるが、その輝きの美しさで異彩を放っているのがコガネムシだ。ところが私が住んでいる埼玉県南部のベッドタウンでは、コガネムシを見る機会はあまり…
これぞクワガタってもんである クワガタムシ。それはカブトムシと並んで絶大な人気を誇る、昆虫界のまさに王様。そのかっこいい姿は今も昔も昆虫少年達の羨望の眼差しを受けてきた。そんなクワガタムシの中でも、とりわけ高い人気を誇るのが、今回紹介するノ…
複雑な模様のサトキマダラヒカゲ 参考までにジャノメチョウ。比べるとかなりシンプル 一般的にジャノメチョウの仲間というと、茶色地の羽に大きな目玉模様が特徴的なチョウのことを指し、各々思い思いの目玉模様をあしらっている。そんなジャノメチョウの中…
地表を歩くオオヒラタシデムシ。黒光りするボディが特徴 カブトムシやクワガタムシ、カミキリムシやテントウムシ等、甲虫の仲間には人気者が多く、昆虫採集の主役たちが集まっている。そんな甲虫の中で、名前に「死」を冠したなんとも不吉な者が存在する。そ…
日本一美しい赤とんぼ。羽の模様が特徴的だ 赤とんぼと言えば我々日本人にも馴染み深く、特に個体数の増える秋の風物詩とも言える存在である。「夕焼け小焼けの赤とんぼ♪」などと歌われて広く親しまれていたりもするわけだが、そんな赤とんぼの中で、「日本…
なんとも立派なショウリョウバッタ。目の前で飛び立つと結構ビビるよね バッタは子どもたちの間でも結構人気があり、追いかけた思い出がある方も多いのではないだろうか。今回紹介するショウリョウバッタも代表的なバッタなので、中々馴染み深い存在であろう…
これが本当に日本の蝶なのだろうか? 爽やかな風が吹き抜ける夏の高原。そこには貴重な植物が生えたり、分布の限られた昆虫が生息していたりと、我々のテンションが上がるような光景が広がっている。そんな中、君は本当に日本の蝶かい?と疑いたくなるのが今…
独特な模様のニイニイゼミ。夏休み前に普通に現れる 子どもたちが夏休みを迎える頃、夏を代表するセミたちも本格的に活動を開始する。そんなセミの中でも、子どもたちの夏休みよりも一足早く本格的に活動を開始してしまうのが、今回紹介するニイニイゼミであ…
黒光りする体色のヒメギス。意外と身近なところで見られる 皆さんは、キリギリスというとどんな昆虫を想像するだろうか。草むらの中にいる緑のバッタっぽいアイツを思い浮かべる方がほとんどだろう。そんなキリギリスの仲間に、黒塗りの高級車のような装いを…
キアゲハの圧倒的存在感パねえ アゲハといえば日本で知らない者はいないというレベルで、誰もが知っている蝶であろう。住宅街でも普通に飛んでいるし、成虫が見られるのも春から秋までと実に長いので、そういった面でも、日本国民に馴染み深い蝶であると言え…
黒っぽい色のクサギカメムシ。中々立派な容姿だ カメムシ。そう、それはフローラルな香りを放ち、有機野菜を食する優雅な存在、、、なんて生易しいものではなく、要するに強烈な臭気と植物の汁を吸う害虫として悪名高い。そんなカメムシの中でも、今回はクサ…
ライトブルーが美しいラミーカミキリ。小型のカミキリムシだ 昆虫には当然和名というものが付けられており、各々生態なり見た目なりの特徴を表現した名前が付けられている。そして、和名には基本的に漢字が当てられているものだが、漢字がない和名を付けられ…
オスのオオシオカラトンボ。目が黒いのが特徴 参考までにシオカラトンボ。目が青っぽく体も細め シオカラトンボというと、日本中のあらゆる所に生息するポピュラーなトンボであり、昆虫に詳しくない方でも知名度が高いのではないだろうか。そんなシオカラト…
羽の脈と縁がはっきりとしているコチャバネセセリ こちらはチャバネセセリ。茶色一色って感じ 我が国にはチャバネセセリなるチョウが存在するのだが、昆虫に興味がなければ中々知られていない存在だろう。チャバネセセリはセセリチョウの仲間で、とても小さ…
草むらの鳴く虫代表。夏って感じがするよね アリとキリギリスといえば、知らない方がいないくらい有名な寓話だ。働き者のアリと怠け者のキリギリスを対比的に描いた物語はあまりにも有名なお話といえよう。さて今回はそんなキリギリスをご紹介していこうと思…
林縁でおなじみシオヤアブ。目がカービィっぽい 時に昆虫という存在は、人々に嫌われることも珍しくない。台所の使者であるゴキブリや吸血鬼のカ。悪臭発生機のカメムシ等は、常に駆除の対象となるような嫌われ昆虫たちである。そして、アブも人の血を吸い、…